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オプジーボ

2016年4月20日 水曜日

小野薬品が発売したオプジーボが注目を集めています。株価も順調に推移し、時価総額も4月12日現在でアステラスを抜き、武田に次ぐ位置付けにあります。オプジーボは、小野薬品が京都大学と共同で開発した抗体医薬ですが、世界初の抗PD-1抗体として競合に先駆けて発売されました。まさに、オンコロジー、抗体医薬、オープンイノベーションといったキーワードを網羅した薬剤です。昨年度は、適応症の関係で大きな売り上げとはなりませんでしたが、非小細胞肺がんに適応が広がり、一気に売上を伸ばしそうです。

 

オプジーボの売上  

2015年度 212億円

   ↓

2016年度 1260億円 

 

小野薬品の2015年度の売上が1,560億円ですから、この一剤で売上げも一気倍増し、また利益も183億円から728億円と4倍増が予想されています。 更に、この薬剤の特徴から、売上は予想を超えるのではないかともいわれています。

 

オプジーボの特徴

●癌種を問わず効果が期待できる

●薬理上、副作用が少ないことが期待できる。

 

米国の医薬雑誌『Fierce Pharma』の2020年の売上げ予想ランキングでも94億ドルと第3位に位置づけられています。

1. ヒュミラ     159億ドル

2. レブラミド  102億ドル

3. オプジーボ      94億ドル

4. ハーボニー      74億ドル

5. プレベナー      69億ドル

6. アバスチン      57億ドル

ただし、日中韓以外はブリストルが販売を行うことから、小野薬品はパテント料を受け取ることになり、上記の金額が売上に反映されるわけではありません。

 

久々に日本初の大型新薬といったところですが、敢えて死角を探してみます。

 

1. 海外勢が強烈な勢いで開発を急いでいます。MSDは米国ではオプジーボより早く認可を受け、日本でも発売が迫り、オンコロジーの経験が豊富な大鵬薬品とのコラボが決まりました。また、ファイザーやアストラゼネカといったメガファーマも注力しています。

 

2. 適応症の拡大とともに薬価の引下げが実施されますが、ハーボニーやイクスタンジのように、予想より売れ過ぎと判断され、特例拡大再算定の対象となることが想定されます。

 

3. 海外ではブリストルが販売するため、小野薬品への貢献度は限られ、世界企業としての脱皮が図れません。藤沢薬品(現アステラス)が、プログラフで欧米での自社販売にチャレンジしたことは、今のアステラスの米国での展開につながっています。欧米での発売権を留保していればいいのですが。

 

4. 副作用の少ないことは想定されていますが、糖尿病の発症といった未知の副作用も報告されており、他の薬剤との比較で今後の評価が待たれるところです。

 

5. 一部に抗PD-1抗体は期待ほどの効果がないのではといった報告も出されています。

 

しかし、オプジーボがファーストインクラスの薬剤であることは事実です。今後、ベストインクラスの薬剤として評価されるのかどうか興味がありますが、小野薬品には、この薬剤にとどまるのではなく、他の抗体医薬や核酸医薬といったバイオ医薬の開発を主導して、国内メーカーの再編の目玉になってほしいものです。

 

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