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メガファーマの分れ道

2015年3月4日 水曜日

2014年12月期決算から、数社の状況を参考に今後のメガファーマの方向性を見てみたい。
                                       
■ノバルティス 
売上579億ドル(1)       
純利益102億ドル(11)
  
医療用医薬品世界第1位 アルコン(眼科)とサンド(ジェネリック)が好調で売上プラスを確保。グリベック・タシグナ・アフィニトールといったオンコロジー領域が好調だった半面、特許が満了したディオバンは33%減少。今後は、オンコロジー領域を伸ばすとともにサンドを活用してジェネリックで新興国を伸ばす。日本では、副作用報告の問題で3/5~営業停止の命令が出たが、ディオバン問題はまだ解決しておらず、行政の処分内容によってはリストラを含めた次の展開がある。

 

■ロシュ
売上498億ドル(1)       
純利益98億ドル(▲16)

 

特許失効によるブロックバスター転落や肝炎領域の競争激化によるマイナスはあったものの、アバスチン・ハーセプチン・パージェタ・アクテムラ等が順調、売り上げは好調に推移。減益は研究開発費や一般管理費の増加が原因。今後もバイオ医薬に一段と注力し、高収益を維持する方針。医療用医薬品ではファイザーを抜き世界第2位、時価総額では第1位、売上世界1位も視野に入る。

 

■ファイザー            
売上496億ドル(▲4)      
純利益91億ドル(▲58)

 

後発品事業で大型買収。ブロックバスター10品目中7品目で減収。パテントクリフから回復しきれない厳しい状況で売上は3位に後退。売上の半分を占めるエスタブリッシュ部門が9%減、イノベーション部門も3%減、ワクチン・オンコロジーは伸びるが、本体のマイナスは補えず。今後はオンコロジーで売上3位を目指すとともに、買収(2兆300億円)した   (注射薬やバイオ医薬の後発品)の製品をファイザーの販売網で世界中に販売。既に売り上げの半分以上はエスタブリッシュで、そのウエートがますます増大する。

 

■アストラゼネカ        
売上260億ドル(1)       
純利益12億ドル(▲52)

 

アメリカでネキシウムのジェネリックが登場、16年にはクレストールも特許切れを控える。糖尿病薬は順調に推移(113%アップ)したが、パテントクリフの脅威は当分続き、大手では利益率が最も低い。幸い、オンコロジーの新薬候補が豊富なので17年からの収益の回復を見込む。その分、研究開発費は増大し収益を圧迫するのでリストラは避けがたい。日本はアメリカより遅れてパテントクリフが到来するが、今後はオンコロジー中心の再編が本格化。

 

■テバ                  
売上202億ドル(0)       
純利益30億ドル(143)

 

売上は伸び悩んだが、順位は全体の10位以内に浮上、純利益は2.4倍に拡大。多発性硬化症治療剤コパキソンは42億ドルを超え新薬も伸びる。利益率では、サノフィ・GSK・AZを上回る。

 

■ギリアド              
売上249億ドル(122)     
純利益121億ドル(295)

 

C肝治療薬ソバルディ、発売1年で100億ドル突破、100億ドルは史上3製品目の快挙。同社は売り上げで10位以内を確保した。一方で薬剤費8万ドルには批判も多く、日本でも今年の発売が予定されるだけにその動向が注目される。一方、批判をかわすためか新興国向けにインドの後発品メーカーと提携した。その他のHIV関連の製品も順調に伸びている。

 

昨年の決算を見る限り、業績を伸ばしているのは後発品メーカーか希少疾患を含むアンメットメディカルニーズを開拓したメーカーに限られ、メガファーマは軒並み苦戦を強いられている。上記以外のメルク・GSK・サノフィ・リリーも同様だ。

 

各社生き残りをかけた選択を迫られ、新たな戦略が試される時が来た。

 

(1)新薬に一段と注力 ロシュ
(2)新薬を伸ばし、新興国では後発品で市場確保(両面作戦)ノバルティス
(3)後発品事業の本格参入 ファイザー

 

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