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メガファーマの動向

2015年1月7日 水曜日

昨年は、医薬品業界の激変の時代を予感させる年でした。今年は、各社が生き残りをかけた戦略を試み、変化に対応できなければ淘汰されると思われます。

 

内資メーカーに関しては、決算から状況を判断できますが、外資については、日本と本社の状況が異なることが多く、日本の市場だけで判断すると大きな間違いを引き起こします。

 

例えば、ノバルティスはファイザーを抜き世界の売上トップに立っていますが、日本ではパテントクリフとデータ問題が重なり大苦戦。逆に、アストラゼネカは、日本では好調ですが、海外でパテントクリフを迎え、売上を落とす結果に。両社揃って日本でリストラを実施しています。

 

そこで今回は、メガファーマの現状を取り上げました(日経新聞参照)。

 

〇メガファーマ2014年第1&2四半期業績
(億ドル・8/25為替レート)

           売上    純利益 見通
ノバルティス  286(1%)  54(12) ↑
ロシュ     252(▲1)  60(▲7)  ↑
ファイザー   241(▲5)  52(▲69)↓
メルク     211(▲2)  37(48)   ↑
サノフィ    206(▲1)  24(30)   →
GSK        189(▲15)  22(▲34)↓
アストラゼネカ 128(2)   13(▲29)↓
イーライリリー  96(▲17)   14(▲47)↓
アッヴィ     94(5)    20(2)   ↑

 

■ノバルティス
2014/10/29      純利益44%増 7~9月期
利益率の高い新薬が2割増収、全体の3分の1を占めるまでに成長。経費削減の効果も。先進国の増収率が2%増にとどまったが、中国、ブラジル、ロシアの売上高は20%前後伸びた。多発性硬化症や白血病の新薬が好調、ディオバンは先進国でジェネリックの影響から売上半減。               
2014/10/28     事業売却 インフルワクチン、豪社に300億円で
2014/7/16       グーグルから技術 コンタクトレンズで健康管理
2014/4/22       GSKから160億ドルで抗癌剤部門買収
75億ドルでワクチン部門GSKに売却、コンシューマー部門はGSKと合弁設立36.5%出資、動物薬は54億ドルでリリーへ売却。ノバルティスは多角化路線と決別し、抗がん剤など医療用医薬品に投資を振向け、バイオで先行するロシュ(スイス)などに対抗する構え。
2014/4/24       純利益23%増 1~3月期

 

■ロシュ
2014/9/4        焦らぬロシュ、世界一に王手 

                       上期売上高、ファイザー抜く
過去にはノバルティスにM&Aを仕掛けられたこともあるが、安定株主が独立を選択、その後バイオ専念、売上の6割がオンコロジーと安定した経営基盤。建設中の新社屋はノバルティスの本社を見下ろす位置にあり、営業利益率は35%とノバルティスの2倍の高い水準。治療方針を決める際に役立つ診断薬部門でも世界大手。
2014/8/26       欧米の製薬「稼ぎ手」争奪
GSKやサノフィが興味を示す米バイオ医薬インターミューン社を83億ドルで買収

 

■ファイザー
2014/12/16      成長ホルモン製剤開発・販売で提携
2014/11/18      利益見通し下方修正、独メルクと提携で
2014/10/29      7~9月、3%増益 リストラ費用軽減で
7~9月期の決算は、純利益が前年同期比3%増の26億6600万ドル。売上高は2%減、主力薬の特許失効に伴う処方薬の販売減が重荷。前年同期に比べてリストラ関連費用が少なく増益に。
2014/8/27       メルクと肺がん治療の研究で提携
2014/7/30       純利益79%減 4~6月
特許失効後のブランド薬や後発薬を扱う部門が減収になった半面、がん治療薬やワクチン部門は増収。14年12月期通期の売上高見通しは、後発薬での競争激化を見込み下方修正。
2014/5/27       アストラゼネカの買収を断念
2014/5/6         米ファイザー純利益15%減 1~3月、後発薬との競争激化

 

■メルク
2014/12/25      ワクチン事業を強化 エボラ熱や子宮頸がん向け
2014/12/19      スイスのバイオ製薬会社を450億円で買収発表
2014/12/15      CEO、新薬ベンチャー積極買収 がんなど4領域集中
がん、糖尿病、ワクチンに加え、急性期医療と呼ばれる病気の発症や急変時に用いる薬の4領域を事業の柱。大型買収と並行し、技術を持つベンチャーのM&Aにも注力。各領域で不足している新薬候補のもととなる化合物や抗体の獲得が目的。他社が持つ新薬候補の開発販売権の買い入れも積極的。
2014/12/9       米キュービスト社(新タイプの抗生物質)買収 1兆円で
2014/9/5         がん免疫薬、米で承認 

                       「キートルーダ」(一般名ペンブロリズマブ)
抗PD-1抗体薬が悪性黒色腫(メラノーマ)への適応で米食品医薬品局(FDA)の承認。抗PD-1抗体では小野薬品工業がこのほど、世界に先駆け日本で「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)の販売を開始。
2014/7/30       純利益2.2倍の20億400万ドル 4~6月
2014/6/10       米バイオ製薬会社を買収 3900億円で
2014/5/14       参天薬に眼科用医薬品事業を売却
2014/5/6         1.4兆円で大衆薬事業をバイエルに売却

 

■サノフィ
2014/11/4       デング熱ワクチンが効果 仏、来年にも実用化
2014/10/29     CEOを解任 取締役会と関係悪化
2014/9/25       上海に研究開発本部を設立
上海にアジア太平洋地域の研究開発機能をとりまとめる研究開発本部(R&Dハブ)を設立。サノフィの2013年売上高は329億5100万ユーロ(約4兆5900億円)。うち非欧米市場が約45%を占め、今後もアジアを中心に成長が期待。

 

■GSK
2014/10/2      HIV薬大手を上場へ 16年にも
ヴィーブヘルスケアの上場を計画。GSKは保有株の一部を売却する方針。あわせて年間約10億ポンド(約1760億円)のコスト削減。本業の大幅減益と中国での贈賄罪による巨額の罰金で環境は厳しく、対策を急ぐ。
2014/10/10      特許切れ薬販売を南ア大手に移管
2014/4/22        ノバルティスと3部門で事業再編
160億ドルで抗がん剤部門売却、インフルエンザを除くワクチン部門71億ドルで買収、コンシューマー部門合弁会社設立し63.5%出資
2014/9/19       中国、過去最大の罰金530億円 贈賄事件

 

■アストラゼネカ
2014/9/30       CEO医薬品買入れに重点 がん糖尿病でファイザー提案拒否強調
主要領域をがん、循環器や糖尿病、呼吸器に設定して投資。がんについては人間の免疫機能に働きかける新しいタイプの抗がん剤の開発も進め、このような薬と既存の薬を組み合わせて利用。呼吸器領域の新しい医薬品は、ぜんそく薬の『シムビコート』があるだけだったが、現在は多様な医薬品候補が存在。慢性閉塞性肺疾患(COPD)といった肺の患者に軽症から重症まですべての治療の選択肢を用意。糖尿病もインスリン以外の治療薬はすべて保持。クレストールやネキシウムの米国での特許切れを控え、17年の初めまでは我慢が必要。一方で呼吸器分野や新興国での成長が期待(ファイザーの提案は、その後アメリカ政府の税制変更で実質上不可となった)。
2014/7/31        呼吸器系治療薬を最大2100億円で買収

 

■アッヴィ
2014/10/16      アイルランドシャイアーの買収撤回発表
米政府が節税目的の本社移転の規制を強化したため、買収の効果が不透明になったと判断した
2014/7/26        3%増益、主力薬の販売増 4~6月ヒュミラ16年に特許失効
売上高は5%増。主力の関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」の売り上げが26%増と好調だった。同薬が売上高全体に占める割合は7割近くに達し、年間120億ドル超のトップ医薬品。ただ16年末に米特許の失効を控えており、収入源の多角化が生き残りへ急務となっている。同社は今月、総額約5兆5000億円でシャイアー買収を決めたのは、シャイアーが強みを持つ希少疾患に事業を広げる狙いがある。

 

■バイエル
2014/10/16     日本の売上高3000億円目標 17年12月期
2014/9/18       化学品部門を分離
2014/5/7         1.4兆円で買収 米メルクの大衆薬事業 首位J&Jを追撃
2014/5/16       医療機器事業を売却 米ボストンに420億円で
2014/2/28       中国の大衆薬メーカー買収

 

日経新聞の記事を参照していますが、量にばらつきが大きく、全く取り上げられないメーカーもあれば、特集を組まれたメーカーもあります。特集の代表格はロシュと言えるでしょう。オンコロジー・バイオに特化した強みがここで大きく花開いています。

 

多くのメーカーが、ファイザーのようなM&A爆食を諦めて、特定領域に集中する方針に切り替えています。特に大型の企業買収は、アメリカの税制の規制強化で頓挫したこともあり今後の方向性が見えてきません。今後の医薬品の開発には、今まで以上の費用が必要で、その捻出のためにリストラは避けられません。当然、MRの皆さんへの要求も変わってくることでしょう。今までのような、生活習慣病に対する一律のプロモーションではなく、癌や希少疾患の患者さんに寄り添うような活動を求められるでしょう。

 

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