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ホーム > NewsWEEC Pick Up > 元エリートヤンキーMRの独り言 > メガファーマの売上変化から見えるもの(医療用医薬品売上)




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メガファーマの売上変化から見えるもの(医療用医薬品売上)

2015年9月30日 水曜日

昨年、日本ではジェネリックが話題になりましたが、世界ではパテントクリフの影響を受け、多くのメガファーマが売上を落としています。その中で成長を維持できているのは限られた企業です。その共通項は「オンコロジー」「アンメットメディカルニーズ」「抗体医薬」となります。

 

1. ギリアドサイエンシズ (2011年8,385 → 2014年24,890百万ドル 296.8%)

HIV、B型肝炎、インフルエンザといった抗ウイルス剤開発で急成長しました。2013年12月にC型肝炎治療薬ソバルディを発売し、一気にメガファーマの仲間入りを果たし、その合剤ハーボニーも発売。世界的に支持される薬剤となっています。

 

2. J&J(ヤンセン) (2011年24,368 → 2014年32,312百万ドル 132.6%)

J&Jは複数の新薬を上市し、旧来のCNSと感染症から「オンコロジー」「疼痛」「認知症」「ADHD」「C型肝炎」「HIV」と領域は広がり、着実に売上げを伸ばしてきました。しかし、各領域とも競合が激しく前立腺がんやC型肝炎ではシェア争いが激化しています。

 

3. アムジェン(アステラスアムジェン)

(2011年15,512 → 2014年20,063百万ドル 129.3%)

抗体医薬品を中心に多くのブロックバスターを保有しています。しかし、研究投資に見合う売上が得られないため、大きなリストラを断行しました。新薬以外にも10種類を超えるバイオシミラーを開発中です。

 

4. ノボノルディスク (2011年12,413 → 2014年15,801百万ドル 127.3%)

糖尿病領域が売上げの80%を占め、リーディングカンパニーとしての地位を保ち、この5年間で50%の売上を増やしました。バイオ技術にも力を入れ、希少疾患での新薬開発に注力しています。

 

5. バイエル (2011年13,874 → 2014年15,894百万ドル 114.6%)

循環器系に強く、多くの製品を有しています。加えて、オンコロジー、眼科、産婦人科で新薬が売上げに貢献しています。抗凝固薬イグザレルトと加齢黄斑変性治療薬アイリーアが大きく売上げを牽引し、マーケットリーダーとなりました。

 

6. アッヴィ (2012年18,380 → 2014年19,960百万ドル 108.5%)

ヒュミラは世界一の売上を誇ります。この大きな市場に対し、世界中のバイオ関連企業がバイオシミラーの開発に取り組んでいます。売上の63%をヒュミラに依存しているだけに、次の製剤の育成が待たれています。

 

7. ロシュ(中外) (2011年37,169→ 2014年40,083百万ドル 107.8%)

バイオ医薬では世界有数の製品群を有しています。ゼローダのパテント切れやペガシスの競争激化を、オンコロジーの抗体医薬とアクテムラやゾレアの成長で増収増益を維持しています。検査薬も含めたグループの売上では、J&J、ノバルティスに次いで3位となっています。

 

8. メルク(MSD) (2011年41,289→ 2014年42,237百万ドル 102.3%)

循環器、抗炎症、抗生物質に注力してきましたが、パテントクリフを経験しオンコロジー、肝炎、ワクチン等に開発の重点を移しています。オンコロジーではアメリカで抗PD-1抗体がメラノーマの適応で承認され、肺炎球菌ワクチンでも高いシェアを誇っています。

 

9. ノバルティス (2011年47,925→ 2014年47,101百万ドル 98.2%)

ディオバンのパテント切れと為替の影響で売上げを落としましたが、新薬の成長でカバーし、実質増収増益でトップ企業となりました。オンコロジーや希少疾患領域に軸足を移し、そのため、GSKとの間で事業交換を行い、オンコロジーを買収しワクチンを売却しました。

 

10. イーライリリー (2011年22,608→ 2014年19,616百万ドル 86.8%)

ブロックバスターのジプレキサ、サインバルタ、エビスタとパテントが切れ、売上と純利益は大きく落込みました。オンコロジーや糖尿病領域での生残りと、抗体医薬に注力し、バイオシミラーにも進出しています。

 

11. ファイザー (2011年57,474→ 2014年49,605百万ドル 86.3%)

大型買収で世界No.1に成長しましたが、その多くがパテントクリフを迎え、2010年からの5年間で売上げの25%以上を失い2位に後退しています。毎年80億ドルの研究費を投じ数多くの新薬を開発しましたが、カバーできず経営の多角化を進めています。

 

12. GSK (2011年35,623 → 2014年30,724百万ドル 86.2%)

アドエアのパテント切れをデバイスの差別化でしのいできましたが、ここにきて売上げを落としています。事業の再編のため、オンコロジーをノバルティスに売却し、ワクチン事業を買収し、希少疾患やワクチンと一般薬に注力しています。

 

13. サノフィ (2010年43,730 → 2014年37,620百万ドル 86.0%)

循環器、血栓症、糖尿病、オンコロジー、中枢神経系など多岐に渡りますが、アレグラ、マイスリー、タキソテール、プラビックスがパテントクリフを迎え、当面はインスリン製剤やスペシャリティー領域の新薬と、ジェネリックで対応していく方針です。

 

14. アストラゼネカ (2010年32,981→ 2014年26,095百万ドル 79.1%)

ネキシウムがジェネリックの影響を受け、今後も、クレストール、シムビコートのブロックバスターが、パテントクリフを迎え厳しい状況が続きます。今後はオンコロジーのパイプラインを充実させ、抗体医薬を中心に開発を加速中です。

 

15. ブリストルマイヤーズ (2011年21,244→ 2014年15,879百万ドル 74.7%) プラビックスがパテント切れ、エビリファイの契約も終了、売上は25%ダウンしています。その一方、開発をC型肝炎やオンコロジーに集中させ、小野薬品と抗PD-1抗体のオプジーボを共同で開発し、抗CTLA-4抗体の創薬に成功し、がん免疫療法に注力しています。

 

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