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ワトソン先生

2017年9月27日 水曜日

前回はITによるパラダイムシフトを取り上げましたが、AIの進化は、人間の職業に大きな変化をもたらします。野村総研のレポートでは、今後20年以内に日本の労働力人口の49%に当たる職業が消えると報告されています。

その具体的な例として、三菱東京UFJ銀行では、「事務作業の自動化やデジタル化で9,500人相当の労働量の削減を実現したい」と明らかにしています。人数は三菱東京UFJ銀行の国内従業員の約30%に相当します。一方で、従業員をよりクリエーティブな仕事に振り向けるとしています。つまり、生産性の低い職種はAIに積極的に置き換わっていくという実例です。このような現象は今後増々加速していくものと思われます。

 

この流れは、医師の世界でも現実のものになりつつあります。大学入試で医学部は最難関といわれ、優秀な成績でなければ入学できません。しかし、(法律の改正が必要ですが)AIの発達は医師の仕事の80%を奪い看護師や母親で代わりができてしまいます。AIを活用することで、通常の診察はAIの判断をより早く正確に実施できる能力が求められます。80%の医師はブルーワーカー化し、現在とは大きく異なる医療現場になります。

 

日本でも、大塚製薬がIBMのAIワトソンを活用した精神科治療支援ソフトを発売し、数値化しにくい精神疾患の症状などの医療データを有効活用し、医師の治療を支援しています。精神科では症状や病歴など重要な医療情報は、電子カルテに自由に記述されているため、数値化がしにくく、閲覧や分析に時間がかかっています。言語処理が得意なワトソンを活用することで、膨大なデータを分析し、有効な治療法などの情報を共有できます。もう一歩進むと、AIが最適な治療法を選択し治療方針まで決めることができるようになります。

 

既に隣の韓国ではAI診断を実施している病院があります。

『「Ask Watson(ワトソンに尋ねる)」――。医師がモニター画面上のこの表示をクリックすると、男性患者は思わず身を乗り出した。映し出されたのは、数年先までの詳細な治療や投薬の計画。医師は一言だけこう付け加えた。「ワトソンによると、これがあなたのベストな治療法です」韓国ソウル郊外、仁川市にある嘉泉大学ギル病院は昨秋、米IBMの人工知能(AI)「ワトソン」を国内の病院で初めて導入した。助言の対象となるのは、乳がんや肺がんなど8種類のがん。昨年12月には、病院の1階に「人工知能がんセンター」を開設。約半年で、既に400人の患者が「ワトソン医師」の助言を受けた。 ワトソンに尋ねるときは、患者の属性や過去の手術・治療経験など、20~30の情報を入力した後に、「Ask Watson」をクリックする。ワトソンは世界中の論文や治療データなどを元に、複数の治療方法や投与する薬の情報を導き出し、優先順位をつけて表示する。最新の研究成果も迅速に反映できるのがワトソンの強みだ。』(日経からの抜粋)

 

韓国では、ワトソンの導入には反対意見も存在しますが、すでに数病院での導入が決まり、今後も増えていきそうです。特に医師不足の地方の病院での導入は、質の高い専門医療が受けられる点でメリットと考えられています。日本でも、地方の医師不足が叫ばれる中、導入は地方から進むかもしれません。その先には、ワトソン教授やワトソン部長が医療方針の決定に大きく関わってくることが予想されます。その時に求められる医療はなんであるか、今と異なった映像が見えてきます。

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