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今年のM&Aから見えるもの

2015年8月26日 水曜日

今回は、世界の製薬メーカーのM&Aから日本の特異な現状を見てみます。

 

日本では、国の施策に沿ってジェネリック(GE)のシェアが急拡大し、TVCMでもわかるように、GEメーカーは我が世の春を謳歌しています。そこには、GEが背負うべき必然性を無視した企業の姿勢が見て取れます。

 

これまで、医薬品メーカーのM&Aというと、中心がメガファーマであり、新薬メーカーがベンチャーを買収するということが常識でした。しかし、今年はその流れが大きく変わっています。あまり注目されていませんが、今年の製薬業界のM&Aの総額は、約36兆円に上り過去最高を記録しそうです。その中心は、GEメーカーの再編にあります。

 

注目されるM&A

○テバ アラガンの後発薬事業を買収 405億

○マイラン 2月末でアボットのアメリカ以外での後発薬事業の買収完了

○ファイザー GE7位のホスピーラの買収を決定 170億

○エンドー・インターナショナル バー・ファーマ シューティカルズ買収 80.5億

 

この理由は2つ挙げられます。

1.新興国での需要増を見越したシェア確保

2.価格競争を生き抜くための規模のメリット

 

日本国内に目を転じると、最初に述べたようにまったく違った光景が見えてきます。世界のGEメーカーが、価格競争に備えて規模の拡大に走り、この合併により世界トップのテバの売上は3兆2500億円(2016年)となります。国内トップの沢井の1240億円(2015年度予想)の実に26倍になります。これは新薬中心の世界トップのノバルティスと日本の武田の約3倍と比較してもその差の大きさが分かります。

 

2017年問題で、日本のGE市場も右肩上がりの状況からスローダウンし、その一方、海外より価格の高い日本のGEは、本来の姿に戻るべく価格の引下げによる本格的な競争にさらされていくことでしょう。そのための対策は、海外メーカーとの価格競争に耐えうるGEメーカーを育成することです。国の政策に守られたメーカーが、ぬくぬくと生き延びていく姿は、過去の日本の新薬メーカーと同じ構図です。日本の新薬メーカーの危機意識の乏しさは、未だに再編の進まない国内を見れば一目瞭然ですが、GEメーカーも同様の姿が見えてきます。その時が来てからでは遅すぎます。

 

GEメーカーの使命は、国民の医療費を各社が重複投資やTVCMで無駄遣いするのでなく、先発薬と同等性が確保されたより安い薬剤を提供することです。そのためには、沢井と日医工と東和が合併して海外メーカーに対抗できる規模になる必要があります。その先には、アジアやアフリカへの展開も考えられます。GEも、国際商品であることをしっかり認識する必要があります。  

 

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