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医学部と偏差値

2016年9月21日 水曜日

今回のメルマガは医学部の入試偏差値に焦点を当ててみます。

 

最近の大学入試を見ていると、医学部の偏差値が異常に高いことが注目されます。私の大学受験時代(40年前)も、東大理三を頂点に医学部は最難関と言われていましたが、理系の優秀な生徒は医学部以外にも東大理一や京大工学部など幅広く受験していました。また、私立の医学部は、慶応と慈恵を除くと開業医の養成機関で、承継を考える医師の子息が受験していたと記憶しています。

 

ところが、現在では学部別偏差値のTOP10は全て医学部で、東大理一がやっと12位に顔を出します。すべての国公立の医学部が、北大・東北大・九大といった旧帝大の工学部を上回る結果となりました。私大においては、順天堂においても30年前と比べて偏差値を17.6上げ、地方の政令指定都市の国立大医学部と肩を並べるまでになりました。20以上あげた医学部も4つあり、医学部過熱人気を顕著に物語っています。すべての医学部が、早慶の理工系学部と同等以上の最難関学部となっています。(一部に裏口は存在するようですが)もはや、医学部受験に滑り止めはないといえます。  

 

理系学部別偏差値ランク(2015代ゼミ・河合塾・駿台の平均)

 1 東京大理科三類   74.8

 2 京都大医学部      74.2

 3 大阪大医学部      73.2

 4 慶応大医学部      72.5 

 5 東京医科歯科大   71.1

 6 東北大医学部      70.7

 7 千葉大医学部      69.7

 8 九州大医学部      69.5

 9 東京慈恵医大      69.3

10 名古屋大医学部    69.2

11 大阪市大医学部    68.8

12 東京大理科一類    68.8

13 東京大理科二類    68.5

14 岡山大医学部     67.8

15 順天堂大医学部    67.7

16 横浜市大医学部    67.5

17 京都大工学部     64.3  

 

医学部の偏差値アップベスト10(河合塾1985→2015)

1 愛知医大           +25.1  65.0

2 藤田保健衛生大  +22.6  65.0

3 金沢医大           +20.1  65.0

3 杏林大医学部     +20.1  65.0

5 順天堂大医学部  +17.6  70.0

6 昭和大医学部     +15.1  67.5

7 帝京大医学部     +15.1  65.0

8 埼玉医大           +15.1  62.5

8 北里大医学部     +15.1  62.5

8 東海大医学部     +15.1  62.5

 

なぜ医学部はこれほどの人気になったのでしょうか。それは将来が不確定の時代に入り、医師の世界が安泰と見えるからではないでしょうか。

 

理由を挙げてみました。

1. 東大を出て官僚になっても評価が低く、天下りも厳しくなった。

2. 資格を取っても、弁護士・会計士・歯科医はプアーな職業化が進んでいる。

3. 一流企業に入っても将来の保証はなくなった。

4. 医学部を目指すと言えば、人助けに聞こえ心地が良い。

5. 親も安心し、年収が高いうえ地元に残れる可能性が高い。

 

しかし、収入が将来にわたって保証されるとは限りません。医療費の抑制で診療報酬は削られ、定型的な仕事はコメディカルへと移行するでしょう。

 

現在は高給をとれる臨床医ですが、偏差値が高いからと言って臨床医として優秀かどうかわかりません。iPS細胞の山中教授は、手術が下手で研究者となり成功しましたが、臨床に不向きな医師もかなり含まれていると思います。また、医学という狭い世界で育っていますから、世間知らずでお山の大将もたくさんいます。特に地方に行くと如実にそのことを感じます。

 

今後、医療が高度化すれば、一部の先進的な医療を開発し実践する医師と、多くの定型的な医療に携わる医師とに二分化されるでしょう。後者に日本の有能な人材が埋もれてしまうことに危機感を感じます。他の職業を選択すれば、世界に活躍の場が広がるような能力を持ったエリート集団だけに、医師から新しい世界に挑戦することを期待します。

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