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国内メーカーの実力

2015年11月25日 水曜日

先日、4-9月期の国内製品別の売上が公表されました。注目のソバルディが発売即433億円を売り上げ、アバスチンの295億に大差をつけ1位でした。また、11/18には、19製品が薬価収載され、ピーク時の年間販売予想額が300億円を超える製品が5品目含まれています。その内4品目は外資メガファーマの製品でした。ソバルディの「ギリアド」も昨年から日本での営業活動を開始し、来年からアステラスアムジェンとして営業活動する「アムジェン」は、2020年には自社販売に移行します。メガファーマがすべて日本で自社販売体制を整えることになります。一方、希少疾患領域でも「シャイアー」や「バイオジェン」が日本に進出しています。

 

それに対抗する日本メーカーの現状はどうでしょうか。昨年はジェネリックの影響で各社厳しい決算となりましたが、今年は大きな変化もなく順調に業績を伸ばしています。今後起こる医療環境の変化には関係ないといわんばかりの平穏なムードが漂っています。政府は医療費の削減を医薬品に押し付けてきましたが、今後は診療報酬の本丸にも切り込もうとしています。さらに市場は厳しさが増し、企業規模にかかわらず、メーカー各社の生き残り戦略が試される時を迎えました。今回は、国内メーカーがメガファーマに対抗できるのかを数字から検証します。

 

規模が必ずしも成長の指標にはならないと、この20年来の大型合併からも評されています。しかし、新薬開発が困難になり抗体医薬などの高度な技術が必要となると、ある程度の規模が競争の条件となってきます。そこで、どの程度の規模があれば国際開発競争に参加できるのか最低限の数字を考えてみました。

 

【各項目】参考までにイーライリリー(売上高12位)の実績と対比(7掛け)

1 連結売上高    1.3兆円    (リリー 1.9兆円)

2 ブロックバスター 3品目       (リリー 5品目)

3 純利益率     10%    (リリー 14.0%)

4 研究開発費    3,500億円(リリー 5010億円)

 

【欧米で自社販売網を有するメーカー】

武田薬品工業                1 ○  2 ○  3 ×  4 ×

(ブロックバスター:3剤 ベルケイド、リュープリン、パントプラゾール)

アステラス製薬           1 ○  2 ○  3 ○  4 ×

(ブロックバスター:3剤 イクスタンジ、プログラフ、ベシケア)

大塚ホールディングス  1 ○   2 ×  3 ×  4 ×

(ブロックバスター:1剤 エビリファイ 米国5,000億円特許切れで大幅減)

第一三共                    1 ×   2 ×  3 ×  4 ×

(ブロックバスター:1剤 オルメテック 2016年日米欧で特許切れ大幅減の予想)

エーザイ                    1  ×    2 ×  3 ×  4 ×

(ブロックバスター:0剤)

大日本住友製薬           1 ×   2 ×  3 ×  4 ×

(ブロックバスター:1剤 ラツーダ)

 

国内で大手といわれるメーカーでさえ、メガファーマとの差は歴然です。武田薬品とアステラス製薬がどうにか数項目を達成し、わずかな可能性を見いだせます。今後この2社が再編の軸になるか、あるいは大阪に本社を置く、田辺三菱・大日本住友・塩野義の3社が資本を超えて合併し、先の2社に迫るようなダイナミックな行動がなければ、今後の新薬市場は増々外資にシェアを奪われるでしょう。大塚も第一三共も米国でのパテントクリフ以降が不透明なままですし、塩野義や田辺三菱は自社による海外展開ができず、折角の開発品も導出によるロイヤリティーに頼っています。

 

参考

 

                       第2四半期連結売上 第2四半期純利益 

武田薬品             9,040(6.2)          543(-5.4)    

大塚HD※1            7,458(1.6)          685(21.4)      

アステラス            6,875(15.7)      1,029(47.1)    

第一三共             4,784(11.4)        706(40.5)    

エーザイ             2,755(2.4)          111(5.9)      

中外製薬※1            2,402(8.2)          432(0.2)        

田辺三菱製薬           2,017(1.4)          291(-10.4)    

大日本住友製薬        1,898(11.6)        132(12.4)  

協和発酵キリン※1   1,788(13.0)          95(3.7)      

塩野義製薬              1,382(6.5)          214(120.2)    

 

                           年間売上予想    年間純利益予想

武田薬品           18,200(2.4)        680( - )

大塚HD           13,800(-13.2)      800(-47.2)

アステラス          13,840(11.0)   1,720(26.6)

第一三共             9,800(6.6)       750(-76.7)

エーザイ             5,565(1.5)       270(-37.9)

中外製薬                 4,865(5.5)       850(16.4)

田辺三菱製薬           4,180(0.7)       460(10.0)

大日本住友製薬      4,010(8.0)         200(29.5)

協和発酵キリン      3,600(8.0)         276(63.5)

塩野義製薬            3,015(10.0)     590( 33.9)

 

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