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国内大手6社の決算にみる辛口コメント

2016年6月22日 水曜日

15年度の決算が出そろい、国内大手の中で、アステラスと中外は好調な数字を出していますが、概ね市場の変化に苦しんでいます。この2社も再算定の影響で16年度は伸び悩む予想となりました。今回は、大手の状況を辛口でコメントし、各社のMRに及ぼす影響を推察します。

 

【武田薬品工業】 開発の潮流に乗遅れ、グローバルも国内も苦戦が続いています。国内予想の非開示はその象徴ともいえます。国内は長期収載品をテバとの合弁に移管することで、売上首位からの陥落が現実となりそうです。成長を呼込むためには新薬が必要ですが、過去のブロックバスターを凌駕するものがなく、抗体医薬やオンコロジーなどのトレンドに弱いことも成長が見通せない要因となっています。世界の中堅メーカーとして、得意領域を早く定めることです。

 

〈MRへの影響〉 MRの数は2300名と横ばいですが、中途採用も活発に行っています。プロブレスに代わりアジルバがトップ商品となりましたが、相も変わらずプライマリー領域が中心で、当分はMR活動による売上に期待せざるをえません。当面、画期的な新薬が見込めない中、中規模新薬の実績維持のためMR数は横ばいで推移すると思われます

 

【アステラス製薬】 グローバルでは、イクスタンジで大きく伸びました。その結果、ブロックバスター3剤有すことになりました。しかし、国内では売上げの減少傾向が続き、イクスタンジの再算定が追い打ちをかけています。ミカルディス後を見据え、ベタニスだけでは厳しく、アムジェンから導入する抗体医薬も未知数で、スーグラが大きく伸びる必要があります。得意領域の泌尿器分野では成功していますが、絞込んだはずの重点領域が広がり始め散漫となってきたのが気懸りです。        

 

〈MRへの影響〉 MR数はこの数年2400名と一定ですが、アムジェンへの出向も含まれ、実際は100名単位で減少していると思われます。イクスタンジやプログラフは専門MRが活動を担うため、ミカルディス後を見据えて代わるべき薬剤が必要となります。その候補がスーグラですが、売上を大きく伸ばさない限り、MR数の削減は避けて通れません。ただし、アムジェンへの転籍が調整弁となります。

 

【第一三共】 刻々とオルメテックのパテントクリフが近づき、16年にはUSで、17年には日本で、合計2000億円以上の売上を失うことになります。対応は至難の業としか言えません。それでも国内は、ネキシウムやメマリーの伸びと武田の再編で、売上げトップに立ちますが、足元は火の車で黄色信号が灯っています。リクシアナの成長に期待しますが、競合も多く不透明です。国内では、GEやバイオシミラーの導入を図っています。同じ合併会社であるアステラスに10年遅れてしまいました。

 

〈MRへの影響〉 14年度に希望退職を実施し、リストラは一段落しています。MR数2200名は、長期的にはもう一段のリストラは避けられないでしょう。短期的には、国内の売上でオルメテックの減少分をカバーする必要があり、当分MR数は維持すると思われます。

 

【中外製薬】 ロシュの傘下にありますが、国内で上場しているため国内メーカーに位置付けました。トレンドのオンコロジーとバイオで順調に成長してきましたが、高薬価問題の標的になり、アバスチンの再算定やハーセプチン、リツキサンで新薬創出加算の返還と、実績は足踏みが続きます。しかし、次の抗体医薬も順調に育っており、他の国内大手と商品力の差は歴然です。半面、ロシュの国内販売会社の性格が強く、海外への展開は大きく制限されています。

 

〈MRへの影響〉 MRの高機能化を進めています。15年度はMSLへ100名が異動しMRは減員となっていますが、実質は横ばいの状況です。今後も、きめ細かな情報提供の必要性があり、この傾向が続くものと思われます。一方で、MRが持つ営業のノウハウが失われる恐れもあり、競合が増えたときの競争力が心配です。強い時代のエーザイのMRを彷彿させます。

 

【大塚ホールディングス】 売上の7割を医家向が占め、大塚製薬・大鵬薬品・大塚製薬工場から構成されます。USで、エビリファイがパテントクリフを迎え、4000億円を超える売り上げが消えました。一方、国内は順調に推移し、エビリファイのウェートも10%以下で、GEが発売されても影響は軽微と思われます。しかし、USの落ち込みをカバーすることができず、業績は低迷します。一発屋で終わるかどうか試されていますが、オンコロジーとCNSへの集中の成果には時間がかかり、他社も同様の施策を展開しており、視界不良が続きそうです。

 

〈MRへの影響〉 3社合計でMR数は2400名となり、売上規模からすると数が多いと言えます。今後、オンコロジーとCNSに集中する方針ですが、オンコロジーは、大塚と大鵬と2レーンで展開するには非効率です。ホールディングス内での事業再編を本格化させる必要があり、MRにもその影響が及びます。

 

【エーザイ】 既に赤信号が灯り、開発費や配当の捻出で事業の売却や再編を積極的に続けています。ハラヴェンやフィコンパといった新薬もいくつか発売になりましたが、アリセプトとパリエットの減収は今後も続き、最悪期は脱したものの回復には程遠い状況です。認知症とオンコロジーへ資源を集中し、バイオジェンから導入の認知症薬に活路を見いだせるかどうか、これからが正念場を迎えます。経営判断が遅すぎたことも、傷口を大きくしたと言えます。12年前にアステラスに参加していれば、もっと早い行動が可能だったかもしれません。

 

〈MRへの影響〉 営業体制の再編が終わり、リストラも一段落しましたが、認知症の創薬に失敗したら、さらなるリストラも考えられます。その結論が出るまで数年は今の状況が続くでしょう。MRにも危機感が芽生えそうです。

 

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