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GEの2017年問題

2015年7月15日 水曜日

政府は、財政健全化計画を巡り、後発薬の使用割合(数量ベース)を2017年度に70%以上、18~20年度の早い時期に80%以上に引き上げることを決めました。

同時に、

(1)医者が後発薬を処方することを原則とする

(2)価格が高い特許切れの新薬を患者が選ぶ場合、後発薬との差額を患者が負担する

(3)後発薬の価格引き下げを含めた価格の適正化

などの歳出抑制策を検討項目として明記しています。

 

これを受けて、GEメーカー各社は勢いづき好決算をたたき出しています。特に物量シェア80%の前倒しに関して安定供給の不安を政府が口にしたことで、各社とも増産の方針を打ち出しています。最近の記事から拾ってみました。

 

○日本ケミファ、50億円投じて供給量倍増へ

○東和薬品、CB(転換社債)150億円増産投資と自社株買いに

○沢井製薬、後発薬の生産能力8割増

○日医工、プラビックスのAGを発売

 

日本のメーカーだけでなく、海外のGEメガメーカーも虎視眈々と日本市場を狙っています。海外メーカーの動きを見てみます。

 

○1位のテバ(イスラエル) 欧州で日本向け原薬を増産、大洋薬品を買収し国内3位

○3位のアラガン(USA) 日本進出を検討

○5位のサンファーマ(インド) クラビットのGEを発売

○6位のアスペン(南ア) GSKやメルクから5品目の日本での販売権を獲得

○10位のルピン(インド) インドに日本向専用工場を設け共和薬品を通じ販売拡大

 

このように、日本のGEメーカーだけでなく、今まで日本進出を躊躇していた海外GEメーカーも参入しています。加えて、ファイザーやエーザイと言った新薬メーカーもGE市場を重要視しています。  

 

しかし、順風満帆に見えるGEですが、2017年を境に逆風が吹き荒れる可能性があります。その原因として考えられるのは3つです。

 

(1)2017年にブロックバスターのパテントクリフの終焉

(2)2017年にはGEシェアが70%を超えシェアの頭打ち

(3)後発薬の価格引き下げを含めた価格の適正化

 

昨年、ディオバン、ブロプレスのパテントが切れ、今年は既にプラビックスが切れました。17年に向けてミカルディスやオルメテックといった生活習慣病のブロックバスターがパテントクリフを迎えます。今まで、GEメーカーの成長エンジンとなっていた一つの要因が消えることになります。同時にGEシェアが80%まで行くとそれ以上の伸びしろが失われます。それに加えて、政府は海外より高いといわれる後発品価格の引き下げを検討することにしています。

 

2017年までは、GE市場の拡大の恩恵で成長を維持できますが、2017年を境にしてメーカー間の競争が始まります。AGや製剤技術を売り物にした販売戦略もありますが、GEは同等性を保証されている以上、最終的には価格競争が勃発することは必至です。GE市場には新薬不足の補填として中途半端に参入しているメーカーも見られることから、規模の大小を問わず、新薬メーカーとして生き残ることも厳しく、GE間の競争にもついていけないメーカーが出てくるでしょう。MRにとっても働き方を選別すべき時代が到来します。

 

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