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NewsWEEC Pick Up メディカルキャリアのメールマガジン『NewsWEEC』から、選りすぐりのコンテンツを掲載


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~健康人事委員会便り 第4号~

2015年1月7日 水曜日

今回も、「健康人事委員会」が研究テーマの1つに掲げている【ソーシャル・キャピタル】についてです。当該テーマをわかり易く説明している日本人経営学者の入山章栄氏をご紹介させて頂きます。

 

1996年慶応大学経済学部卒、同大学大学院修士課程修了。三菱総合研究所でのご勤務の後、米ピッツバーグ大学経営大学院より博士号を取得。その後、ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールアシスタント・プロフェッサーの就任。現在は、早稲田大学ビジネススクール准教授としてご活躍中です。

 

氏の有名な著書に「世界の経営学者はいま何を考えているのか~知られざるビジネスの知のフロンティア」があります。この著書の中で入山氏は、以下のように述べています。

 

【ソーシャル・キャピタルとは、人が人と関わりあうことで生まれる便益と考えればよいと思います。キャピタル(資本)と聞くと株式などの金融資本、人材の能力・資質などの人的資本(ヒューマンキャピタル)といった言葉を思いつく方も多いでしょう。これに対して、ソーシャル・キャピタルとは、人と人が関係性を持つことそのものが資本になりうると考えるのです。】

 

まさに、MR職としてご活躍の皆さんと、医師・その他の医療従事者の方々との関係性の中に、ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)が存在しているということです。製薬企業に所属される皆さんの集合知と医療関係者との融合から、人々のQOL向上に資していかれる。素晴らしい価値提供で社会に貢献されていると思います。

 

さて、話を少し戻して、「ソーシャル・キャピタル」の具体例を次にご紹介します。

 

まずは、事例として良く取り上げられるダイヤモンドの取引におけるお話です。ダイヤの取引では、ダイヤを売りたい業者が、買い手の業者にダイヤが多く入ったカバンをそのまま預けて、買い手はそのカバンに入っている数多くのダイヤを誰にも見られないところで品定めをすることができます。これはダイヤの取引成立に欠かせない重要なプロセスになっているそうです。

 

他方で、これは傍からは売り手にとって非常にリスクのある行動に見えるでしょう。買い手は誰も見ていないところで、こっそりいくつかの宝石を安物やイミテーションとすり替えることもできるからです。しかし実際のダイヤ取引では、互いをよく知った売り手と買い手のあいだに信頼関係が築かれているため、売り手はダイヤの入ったカバンをためらいなく渡しますし、買い手も宝石をすり替えたりしません。売り手と買い手の信頼関係があって初めてダイヤの取引を可能にするという便益をもたらしていますので、これはソーシャル・キャピタルの良い事例として良く紹介されます。

 

次に、「ご近所付き合い」の事例をご紹介します。

日本の都市部では近所付き合いも希薄になってきましたが、今でも地域によっては毎日のように顔を合せるような近所付き合いをされているところもあると思います。近所付き合いが密だと、それぞれの世帯が互いのことをいつも気にかけるようになりますので、知らず知らずのうちに相手に頼る、頼られるということが可能になります。

 

例えば、ある親は自分の子供が外へ一人で遊びに行っても、近所の人がそれを見てくれていたり、「しゅういち君は、お友達と公園にいたわよ」などと教えてくれることを知っているので、安心して子供を送り出すことができるかもしれません。すなわちご近所付き合いというソーシャル・キャピタルがあることで、子供の安全という便益を得ていることになるのです。

 

ちなみに、上記でご紹介の「信頼関係」とは、人はいつも無償で他人を信じている、という性善説にもとづいているわけでは必ずしもありません。このような密な人間関係では、自分が相手に良いことをすれば、いつかそれが何らかの形で自分に返ってくるという期待感が出てくるために、相手を合理的に信頼できるようになるということなのです。逆に相手を裏切ったら、しっぺ返しが来る可能性があるのもソーシャル・キャピタルなのです。

 

ここまでのところで、ソーシャル・キャピタルのイメージを皆さんそれぞれにお持ちいただけたと思います。前号でお伝えした、厚生労働省や内閣府で研究されている事例は、次号に譲るとして、今号の締めとして皆さんにお薦めしたいのは、皆さんそれぞれのソーシャル・キャピタルの可視化です。

 

昨今は便利なデジタルツールも増えてきて、フェイスブックなどのSNSサービスでできた人間関係の見える化を行ってみてはいかがでしょうか。2015年の新しいスタートに繋がるちょっとしたヒントになれたようなら嬉しいです。

 

それでは、また次号でお会い致しましょう。

 

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